酸蝕歯
こんばんは♪
スタッフYです。
今日は生活習慣病の一つとされている、酸蝕歯についてお話させてください(^ ^)
酸蝕歯とは、酸によって病的に溶けてしまった歯のことです。
歯はカルシウムの一種でできていて、酸に弱く、酸性度の強い飲食物に長く触れると化学反応を起こし、分解して溶けてしまうのです。
むし歯は、むし歯菌が出す酸によって歯が溶ける病気で、歯の溝や歯間など歯の汚れが溜まった場所から限局的に始まるのですが、酸蝕歯は酸性の飲食物に歯面が繰り返し触れることで起きるので広範囲に歯の被害が拡大しやすい特徴があります!
歯に酸が触れる時間が長いほど、エナメル質が薄くなってしまいます。
さらに溶けてしまうと象牙質がむき出しになり、歯がもろくなって欠けてしまうことや、しみることに繋がります。
そして歯の内部にばい菌が入って神経に炎症がおきるなど深刻なトラブルに発展してしまうこともあるのです・・・。
すっぱいものは美味しいですし、カラダにも良い物がたくさんで生活には欠かせませんよね。
歯に悪いからといって酸性度の強い物を摂らないというのも無理な話です。
歯への影響を減らす方法として、すっぱいものを食べた後は歯磨きは30分程間を開けると良いです^ ^
酸性度の強いものを食べた後は、歯の表面が溶けて軟らかくなっているので、すぐに歯磨きをしてしまうと歯が摩擦しやすいです。
口の中が唾液で中和し、歯の軟化がおさまってくるのがだいたい30分後になります☆
他には飲み物だとストローを使って飲んでみたり、歯に直接触れないようにすると良いと思います^ ^
歯は年齢を重ねるごとに傷み、酸蝕の影響を受けやすくなっていきます。
お口の中が乾きやすいと感じる方は、歯を守る唾液の力が十分に働いてなく、酸蝕しやすい可能性もあります。
もし、既に酸蝕が進んでいるのであれば、酸蝕を抑制する歯のコーティングを歯科で受ける事もできますよ^ ^
最後までお読み頂き、ありがとうございました。