ドライソケット
こんにちは!スタッフAです(#^^#)
前回歯を抜いたときの注意点などをお話しましたが、
今回は『ドライソケット』について詳しくお話していきたいと思います。
みなさん、『ドライソケット』という言葉は聞いたことがありますか?
私は歯科に関わる仕事をするまで知らなかったのですが、
主に下の親知らずを抜いたときなどに起こりやすい症状なので
抜歯をする前に知っておきたいですね。
正式名称は『抜歯窩治癒不全(ばっしかちゆふぜん)』というそうですが、
歯を抜いた後、なかなか傷口が塞がらず歯茎に穴が空いたままの状態のことを指します。
歯は歯槽骨(しそうこつ)によって支えられていますが、
傷口が塞がらないとこの歯槽骨がむき出しの状態になってしまい、
人によってはズキズキと激しい痛みが生じる場合があります。
歯を抜いた後は、麻酔が切れたときが一番痛みが強く、
その後数日かけて痛みが引いてくるのが通常です。
ですがドライソケットになると歯を抜いた数日後に痛みが増してきます。
特に食べ物や飲み物が露出したままの骨に直接あたる形になるので
食事の際に激しい痛みを伴います。
ドライソケットになってしまうと、
激しい痛みが1~2週間続くので日常生活にも支障をきたします。
さらに骨が露出したままの状態が続くと炎症を起こす危険性もあるのです。
もし歯を抜いた後なかなか痛みが引かなかったら
ドライソケットの可能性がありますので必ず歯医者さんへ行きましょう!
鎮痛剤を出してもらったり、場合によっては再度出血をさせる処置をすることもあります。
そしてなにより、ドライソケットにならないために
前回お話した抜歯後の注意点を必ず守りましょう(#^^#)
最後までお読みいただきありがとうございました!