口腔習癖
こんにちは(*^^*)
スタッフFです。
今回は口腔習癖についてお話したいと思います。
口腔習癖とは漢字からもわかるように、口腔に関与した習慣的な癖のことです。
歯並びは唇やほっぺたの筋肉と、内側からの舌の筋力のバランスのうえに成り立っています。
しかし、口腔習癖が長期間継続すると、このバランスが崩れ、歯並びや噛み合わせに悪影響をきたすようになってしまいます。
今日は子供によく見られる口腔習癖からお話させて頂きます( ˆ࿀ˆ )
【吸指癖(きゅうしへき)】
こちらは指しゃぶりのことです。
指しゃぶりでは親指を吸うパターンが最も多くあります。
指を吸うことにより、上の前歯が出たり、下の前歯が内側に傾いたりといった症状がおこります。
一般的に、出っ歯と呼ばれるような見た目になってしまう可能性があります。
【咬唇癖(こうしんへき)】
こちらは唇を噛み締めるような癖のことです。
上下どちらかの唇を噛み締める場合もあれば、両方噛み込んでしまう場合もあります。
唇を噛み込むことにより、前歯が内側に傾いてしまいます。
【弄舌癖(ろうぜつへき)】
これは舌を上の歯と下の歯の間、噛み合せる部分に入れ込む癖のことです。
この習癖は異常嚥下癖(飲み込むときの癖)と一緒に起こる場合が多いです。
この癖が習慣化してしまうと、上下の前歯が唇側に傾いたり、開口といって、噛み合わせた際に上の前歯と下の前歯が噛み合わず、隙間が空いてしまうことがあります。
【咬爪癖(こうそうへき)】
これは爪をかむ癖のことです。
3歳頃から小学生の頃によく見られます。
この癖の特徴としては前歯で噛むことがほとんどで、歯並びがガタガタになってしまったり、歯と歯のに隙間があいてしまったりといった悪影響を及ぼします。
このように、子供の頃の癖が歯並びに大きく影響してしまうのです。
保護者のみなさんは是非参考にして頂けたらと思います!
最後までお読み頂きありがとうございました。