先天性欠如歯|長岡歯科ブログ

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先天性欠如歯

 

 

 

 

こんにちは!スタッフAです(#^^#)

前回はプライベートのことについてお話しましたが、

今回はまた歯科のお話をしていきたいと思います。

 

 

 

みなさん『先天性欠如歯』という言葉は聞いたことがありますか?

乳歯が抜けた後、通常はその下から永久歯が生えてきますが、

先天性欠如の場合永久歯が生えてこず、歯の数が少ない状態のことで、形成異常のひとつです。

 

 

 

 

一般的に永久歯の数は28本(親知らずをいれると32本)ですが、

先天性欠如の方は、永久歯は20~25本ほどしかありません。

数字で見てみるとかなり少ないことが分かりますよね。

歯が少ない=隙間があるということですので、

食べ物などの汚れが溜まりやすくなったり発音がしづらくなったり、

歯並びが悪くなってしまうこともあります。

 

 

 

 

ではなぜ先天性欠如が起こってしまうのでしょうか。

はっきりとした原因は分かっていないそうですが、

親からの遺伝であったり胎児の頃の栄養不足が関係しているのではないかと言われています。

 

 

 

 

 

先天性欠如とお医者さんに診断されたとしても、

小学生以下のお子さんの場合は基本的に経過観察となります。

治療法としては、永久歯が生えてこない部分を中高生から20代前半のあたりで

矯正器具を用いて歯並びを改善し、隙間をなるべくなくしていく、というのが

メインになっていきます。

30代を超えてくると部分入れ歯やインプラントなども

方法として考えられますね。

 

 

 

先天性欠如の発生率は決して少なくなく、

10人に1人はなっているといわれています。

特にお子さんがいる方は気にしてあげるといいかもしれません。

もしかしたら…と感じたら一度診察を受けることをオススメします!

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

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