口腔軟組織の異常と疾患②|長岡歯科ブログ

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口腔軟組織の異常と疾患②

こんにちは(*^^*)

スタッフFです。

 

前回の記事で口腔粘膜に症状がみられる疾患、ヘルペス性口内炎についてお話しました。

 

その続きを書いていきます(^ω^)

 

 

(2)アフタ性口内炎

アフタ性口内炎とは、一般的に「口内炎」と呼ばれているもののことです!

 

アフタ性口内炎の原因は不明で、アレルギーやビタミンの不足、ストレスなど、免疫力の低下とも考えられています。

 

口腔粘膜に直径1~10mmの、孤立性の小潰瘍が発生し、疼痛を伴います。

 

処置は口腔内の洗浄、軟膏の塗布などの対症療法が行われます。

お口のなかを清潔に保つことが大切です( ˆ࿀ˆ )

 

通常は2週間ほどで治癒します。

 

 

(3)麻疹(コプリック斑)

麻疹ウイルスの感染で、いわゆる「はしか」の初期症状として、全身に発疹が現れる2日~4日前に、奥歯のあたりの頬粘膜(ほっぺたの内側)に周囲が発赤した白色から灰白色の小さな斑点が出現します。

 

これがコプリック斑で、麻疹の診断に重要です。

 

麻疹とは発熱、結膜炎や鼻水などの症状が現れ、後に全身に発疹が広がる疾患です。

 

コプリック斑を認めた小児は、直ちに小児科を受診しましょう!

 

そして、ほかの小児への感染を予防するために、治癒するまでは接触を避けましょう。

 

 

(4)水痘(帯状疱疹)

水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。

初感染時の症状が水痘で、一般的に「みずぼうそう」とよばれるものです!

 

初感染の治癒後、神経節などに潜伏したウイルスが再活性化して出現する症状が帯状疱疹です。

 

体幹を中心に発疹が出現し小水泡から痂皮形成へと変化していきます。

 

全ての発疹が痂皮化するまで感染力があるので、他人に感染しないよう外出は控えましょう!

 

 

今回はここまでにします(^^)

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

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