☆知覚過敏って何?☆|長岡歯科ブログ

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☆知覚過敏って何?☆

こんにちは。

ジメジメした梅雨の季節もあと少しですね。

 

 

 

今日は「知覚過敏」について書こうと思います。

 

「知覚過敏」、よく聞きますよね。そしてしみる痛み。

 

 

 

虫歯も知覚過敏も「しみる」という表現を使いますが、大きな違いは

虫歯は「継続的な痛み」、知覚過敏は「一時的な痛み」

ということです。

 

私たちの歯は、エナメル質象牙質、歯髄(神経)の3層構造から成っています。

知覚過敏は「象牙質」の露出によって外からの刺激が伝わり痛みを感じます。

 

 

 

 

象牙質は初めは露出しておらず、一番固い「エナメル質」でおおわれています。

しかし「何らかの理由」で象牙質が露出してしまい、しみる痛みを感じてしまいます。

 

ではなぜ象牙質が露出してしまうのでしょう?

代表的なものとして下記の3つが挙げられます。

 

1 間違ったブラッシング

力任せに歯磨きをすることでエナメル質が削られて象牙質が露出してしまいます。

 

2 歯周病

歯周病により歯を支えている歯周組織を壊し、歯肉が後退していくため象牙質が露出してしまいます。

 

3 かみ合わせや歯ぎしり

悪いかみ合わせや歯ぎしりにより強い力が加わりエナメル質を削ったり弾き飛ばしてしまったりして象牙質が露出してしまいます。

 

 

処置としては

1 まず薬を塗って経過をみます。

象牙質を薬で覆うことで外からの刺激を遮断します。

薬は日々のブラッシングで減ってきてしまうので。症状が続く場合には繰り返し塗布します。

 

2 樹脂で封鎖します。

塗布した薬でも症状が落ち着かない場合には、象牙質を樹脂で覆い固めます。薬より断然取れにくいので痛みは感じなくなることがほとんどです。ただ樹脂は汚れを吸収しやすい性質があるため、普段のケアは重要です。

 

3 神経を抜きます。

最終手段として神経を取り、痛みを感じなくします。

痛みはなくなりますが、神経を抜くと歯がもろくなり変色してしまうので、本当の最終手段として判断します。

 

残念ながら一度露出した象牙質は元には戻りませんが、日常のケアで和らぐ可能性は大いにあります。知覚過敏用の歯磨き粉も効果的です。

 

お困りの際は当院までご来院くださいませ(^◇^)

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