メタルフリー治療
こんにちは₍₍ ᕕ( ۬৺۬ )ᕗ⁾⁾
今年もあと一ヶ月少し、、!
暗くなるのも早くなり、朝晩の冷え込みが更に厳しくなってきましたね〜🌤
寒いのは得意ではないですが、イベントが増えたり、あったかーいスープやお鍋、冬の果物など、この季節はご飯が美味しく感じるので、なんだかんだ嫌いではないです🤭💓笑
さっそくですが、みなさんメタルフリー治療というものをご存知でしょうか?
最近は歯科コラムなどでも広く取り扱われるようになって、耳にする機会が増えてきていますよね☺️
メタルフリー治療とは言葉の通り
金属を使わない治療方法のことをいいます。
現在の日本の歯科治療では金属は広く使われていますが、
歯科医療先進国ではほとんど使用されていないのが現状なのです😧💦
一般的に「銀歯」と呼ばれている金属の詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)には、銀ではなく金銀パラジウム合金が使用されています。
金銀パラジウム合金は、金・銀・パラジウム・銅のほか、インジウム等が含まれています。
では金属治療のデメリットを具体的に✏️
◯金属アレルギー
金属が唾液に溶けて体内に取り込まれ、タンパク質と結合して異物(アレルゲン)とみなされると、アレルギー症状を引き起こす場合があります
◯歯茎の色素沈着
差し歯の土台や被せ物の金属が溶け出して歯茎に沈着すると、歯茎が黒ずみ・変色を引き起こし(※メタルタトゥー)、審美性が損なわれます。
※メタルタトゥー
被せ物から溶出した金属イオンや、被せ物などの金属を削ることで生じる金属の削片によって歯肉が黒く変色する現象です。 メタルタトゥーの治療法はレーザーを用いる治療法、薬剤を用いる治療法、場合によってはメスを用いて歯肉を切除する治療法などがありますが、歯肉の内部の深い部分まで変色している場合、キレイにすべてを除去することは困難といわれています。
◯2次カリエス(虫歯)
以前にむし歯治療を行った部分が、再びむし歯になることを言い、詰め物と歯の隙間からむし歯菌が入ること、金属と歯の隙間を埋めているセメントが劣化してしまうことで引き起こされます。
現在日本の保険治療で認められている詰め物、セメントは口腔内で長期の安定が難しいと言われており、
自由診療では使用する材料に制限が無いため、口腔内で長く安定する詰め物、セメントを用いることができ2次カリエス発生の予防につながると言われています。
◯審美性に欠ける
口を開けた時に銀歯はどうしても気になりますよね。
、、なんとなく、金属が口の中にあるってよくなさそうだな〜とは思っていても、
実際このように体に及ぼす影響を挙げてみると、なんだか恐ろしいですよね😭😭
では、メタルフリー治療の種類をざっくりとまとめていきたいと思います!
◯レジン・・・保険診療でよく利用されるプラスチックです。主に詰め物になどの小範囲の虫歯に使われています。
<メリット>保険内なので安価
<デメリット> 年数が経つと、表面がザラザラのため、着色や汚れがつきやすく吸水性があるため口臭の原因ともなる。セメントを介した治療に比べると取れやすい。
◯セラミック・・・陶材
<メリット> キレイな色合い、見た目が自然で、変色もない。吸水性もなく汚れがつきにくい。歯茎の変色がない。
<デメリット>保険適用ではない。強度に劣るため強い衝撃に弱い。
◯ジルコニア・・・人工ダイヤモンド
<メリット>通常のセラミック(陶材)のメリットに加えて、強度に優れていて、生体親和性が高く、人工関節などにも使われている安全性の高い素材。
<デメリット>保険適用ではない。
ざっくりとこのような感じなのですが、、
被せ物(クラウン)を入れる際の土台(コア)も
メタルを使わずファイバーコアを使うことによって
歯茎の黒ずみ(メタルタトゥー)が起きず、
しなやかさがあるため、歯の根っこにかかる負担が分散されたりのメリットがあります!!💮
また、入れ歯に関しても、
ノンクラスプデンチャーという、
金属のバネがない入れ歯などもあります💪
虫歯治療は基本的に、想定外の出費ですよね。。
その中で、保険適用外の詰め物を入れるとなると、
なかなか難しかったりしますよね〜(இ(エ)இ`)
ひとりひとりに合った治療法のご相談、
お気軽にしてください🤢💪✨
そしてなにより、ご自身の歯に勝るものはないので
日頃のセルフケアと定期的な検診で
一緒に虫歯予防に努めていきましょーう‹‹\( ˆoˆ )/››