銀歯のリスク|長岡歯科ブログ

長岡歯科ブログ Blog

銀歯のリスク

 

こんにちは😃

 

長岡歯科もクリスマスムードになってきました。飾りつけもBGMもクリスマス🎄玄関のリースは大きいので、患者様も写真を撮っていかれるほど♡

 

一年が終わろうとしていますね。

 

さて、今日は銀歯のリスクについて書いていこうと思います。

少し前までは詰め物といえば、銀歯が主流で一般的に使われていました。口を開けた時、どうしても目立ってしまうので、気になる方も多いのではないでしょうか…。

 

しかし最近では、条件はあるものの保険適用で白い詰め物も入れられる様になってきて、審美的にもアレルギーの方にも適応可能になってきています。

 

銀歯が使われなくなってきている背景にはリスクがあることが考えられます。

 

様々な銀歯のリスクからドイツやスウェーデンでは歯科医療で銀歯が使用禁止されているほどです。

 

ではどんなリスクがあるのでしょう…

 

①金属アレルギーを引き起こす可能性がある

銀歯に含まれるパラジウムという成分は、口腔内で唾液に溶けイオン化した金属が血液中に流れ込み、金属アレルギーを引き起こしやすいということがわかっています。

 

②発ガン性の成分が含まれる

銀歯に含まれるクロムやインジウムという成分が発ガン性につながることが報告されています。

 

③メタルタトゥー

メタルタトゥーとは、金属イオンが歯茎に溶け出し刺青の様に黒く染みていくことを指します。炎症も起きやすいので、2次虫歯や歯周病のリスクも高まります。

 

④錆びる

銀歯は金属なので、酸性食品や噛む力などによって力がかかると傷がつき腐食しやすくなります。

 

⑤ガルバニー電流

二つ以上の銀歯があると口の中で電流が流れて、ピリッと来たり頭痛や不整脈、味覚障害が起こる可能性があります。

 

これらのリスクを考えるとあまり使いたくなくなりますよね😵

 

保険適用になってきている白い詰め物は、現在プラスチック素材で白くは詰められますが、汚れを吸収しやすく劣化はしていきます。

 

その他保険適用外にはなりますが、白い詰め物としてセラミックやジルコニアもあります。こちらは劣化はなく汚れもつきにくく強度もあります。

 

短い期間で使用する(やりかえる)なら保険適用のもの、長く使用していくなら保険適用外のものとしてお考えいただき、ご自身に合わせて選択いただければとおもいます。

Doctors File 東京ドクターズ interview 唾液検査装置SillHa