歯がしみる原因は酸蝕症かも?
こんにちは👋
5月ももう終わりを迎えていて、どんどん陽が伸びてもう夏を感じさせる気温になってきましたね🍉☀️
ただ気温差も激しいこの季節、体調も崩しやすいので
気をつけていきたいと思います!
今月のブログは、酸食症 についてです🦷⚡️
酸食症 聞いたことありますでしょうか ??
近年、残存歯(現在歯)の増加にともない、
むし歯や歯周病に続く第三の歯の疾患として酸蝕症が注目を集めています!!
酸蝕症とは固いはずの歯の表面“エネメル質“が
「すっぱい」と感じる酸性度の高い飲食物に長く触れているとだんだんと溶け出してしまう疾患で、
冷たい飲食物がしみる知覚過敏や、
虫歯のような神経を刺激する痛みが起こります。
また歯の表面が白濁したり、
黄ばんでしまったりということも多いのが特徴です😦
物の硬さを量る単位で、硬さを10段階に分けた「モース硬度」というものがあります。
人の歯は、モース硬度だと「7」です。
(モース硬度7とは、水晶と同じくらいの硬さです。)
特に歯の表面を覆っている「エナメル質」が、人間の身体の中で一番硬い組織といわれています。
そんな丈夫で無敵に思える私たちの歯ですが、
硬いがゆえにもろい のです😵👿
エナメル質が溶けてしまうと、
その下にある軟らかい象牙質がむき出しの状態になります。
象牙質はや柔らかいため、食べものを噛んだり歯みがきをしたりする時の摩擦でどんどんすり減ってしまいます。
こうした状態を放っておくと、冷たいものがしみる知覚過敏症になったり、
むし歯が一気に進行したりするなど、
さまざまなトラブルを引き起こすことになります💦💦
この現象を「歯の酸蝕(さんしょく)」といい、
酸蝕によって歯が病的に傷んでしまった状態を「酸蝕症」または「歯牙酸蝕症」と呼びます!!
酸蝕症になる原因は、体の中から出てくる酸による内因性と、
酸性の食品など外から取り込む外因性の2つに大きくわけることができます🧠
内因性の酸蝕症は、主に胃酸が逆流してくることによって生じます。
例えば、過食症や拒食症で、嘔吐(おうと)をする機会が多いと、胃酸がお口を経由して体外へと出ていきます。
その際、歯が酸性の刺激にさらされて、エナメル質が溶かされるのです。
外因性の酸蝕症は、酸性度の高い飲み物や食べ物を習慣的に摂取することが主な原因です。
“酸性度が高い”といっても、お酢やレモンだけでなく、ジュースや炭酸飲料を始めとした清涼飲料水、スポーツドリンク、ワインなども酸性度が高い飲食物です🍷🍋
酸食症歯を検索すると、さまざまなケースの症例があるので、ぜひ一度調べてみてほしいです😦🥺
自覚症状が低い酸食症なので、あれ?そうかも?と思ったら普段の生活を見直してみるといいかもしれません🥹🙏!!