大人の虫歯 根面う蝕|長岡歯科ブログ

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大人の虫歯 根面う蝕

 

 

こんにちは!

2023年ももう半分が終わろうとしていますね🌕は、は、はやい、、

 

 

まだ東京は梅雨は明けていませんが、

今の時期の蒸し暑さ、、

なんとも言えない寝苦しさがありますよね🙀

 

まだ6月とはいえ、熱中症には十分気をつけたいと思います🥤☀️!

 

今月のブログは根面う蝕について

まとめていきたいなと思います🙋‍♀️

 

 

根面う蝕(根面カリエス)、ご存知でしたか??

 

 

大人のデンタルケア対策と聞くと

歯周病予防をイメージされる方は多いと思いますが

忘れてはいけないのが根面う蝕の存在です🦷🦠

 

一般的な虫歯というのは、

口腔内に露出している歯冠部に生じるものがほとんどですが

根面う蝕とは、本来歯肉に守られているはずの歯根部が、加齢や歯周病などなんらかの原因で歯の周囲に歯周ポケットができ、歯茎が下がり、

露出した歯根部にできるむし歯のことを「根面う蝕」と呼んでいるのです😳

 

 

歯根面は本来、歯茎に埋まっているため外からの刺激を直接受けることはありません👶🏻⭕️

 

そのため、小さなお子さまや若い人にはあまり発症しない虫歯といえます🙆‍♀️

 

しかし、歯根面が露出したからといって、

なぜ虫歯にかかりやすくなるのかというと、

歯冠部と歯根部の組織構成には

大きな違いがあるからなのです👀

 

 

01_im01.png

 

このイラストをみてもらうとわかる通り、

本来歯茎に埋まっている歯根部には、

「人体で最も硬い組織であるエナメル質」が存在しません🙊

 

セメント質や象牙質は、エナメル質に比べて

歯の硬さも酸に対する抵抗力も弱いため、

そこが剥き出しになってしまうということは

結果として虫歯リスクも高くなりますよね😱😱

 

 

根面う蝕は早期発見が難しく、自覚症状がないケースも多いため、

気づいた時には虫歯が進行していることもすくなくありません。

 

 

そして根面う蝕の進行は、

歯の破折の原因にもなってしまいます!!

 

根面う蝕の予防としては、

まず根面を露出をさせないことが大切になってくるのですが

そのためには日頃のセルフケアが欠かせません🪥🙏❣️

 

 

歯ブラシだけではなく、歯と歯の間の汚れをきちんと落とすために、

フロスや歯間ブラシといった補助清掃用具を使ったケアがマストになってきます🌟

 

そして、露出してしまった根面に対しては

力強いブラッシングは避け、

フッ素化合物が配合された歯磨剤や、

フッ化物洗口を使ったケアが有効とされています( ˙⃘˙⃘ )⭕️

 

その他気になることありましたら、

なんでもご相談くださいネ😽

 

 

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