歯がしみる、虫歯かも、、
こんにちは!
2023年も残すところあと少し、、😳✨
長岡歯科は1月4日までお休みをいただいております。ネットでの予約は随時受け付けております。
毎年新年を迎えると一気に気温が下がるイメージなのですが、今年は例年より少し気温も高いみたいですね🥹☀️
新年の清々しさを感じられるので新年の寒さは嫌いじゃないです😂🫣笑
寒さも増してくるにつれて、最近増えてきているのは
知覚過敏症状でいらっしゃる方です!
歯がしみる、痛い、虫歯かも!?とお越しになる方の中には、虫歯からの痛みではなく
様々な理由によって、本来はエナメル質によって覆われている象牙質が露出してしまい、刺激が神経に伝達されやすくなり知覚過敏を訴えているケースも少なくありません。
冬になり、風や水道水も冷たくなっていますよね🥹🌪️
極端な温度変化によって冬になると痛みを感じやすくなります
象牙質の露出の原因は様々ですが、
歯肉の退縮による象牙質露出は多いかと思います😣
歯茎の位置は年齢とともに少しずつ下がってきます。それに伴って歯の根っこが露出し、象牙質がむき出しの状態になります。
このような露出した象牙質は歯ブラシが触れたり、温度変化などの刺激で痛みを感じることがあります。
持続時間は長くても1分以内で時間が経てば痛みは消失します!
歯の表面に歯石がたくさん付いているような場合、歯石を取り除いた時にも同様の状態となり、歯石をとっている時にも器具が象牙質表面に触れたり、水をかけて処置をするので、知覚過敏と同様の痛みを感じることがあります💦
歯のすり減りによって象牙質が露出するケースもあります(°0°)⚡️
少しずつですが歯の噛む面も年々擦り減っていきます。
その結果、エナメル質がなくなって象牙質が露出するというパターンです。
歯の擦り減り方は人によって様々です!
歯ぎしりは食いしばり、噛む力が強い方は負担が大きくかかり、すり減る量も大きくなります🤦♀️
しかし、大きく擦り減ってしまっていても知覚過敏が見られないこともありますし、わずかな範囲の象牙質露出でも知覚過敏が起きることもあります※。
(※象牙質が内部の神経にまで刺激を伝えるのは、象牙質の中にある無数の小さな管状の構造物があることによります。
この小さな空隙は加齢などにより、少しずつ塞がってくることもあるため、そういった場合には知覚過敏は起きません。
したがって象牙質が露出している時には必ず知覚過敏が起きるということではありません。)
そして歯が溶けることによる象牙質露出もあります!
エナメル質はpH5.5程度で溶け始めます。
私達の日常で口にする食べ物や飲み物の多くは酸性です🧋🍪
こうした食べ物や飲み物をやめるということは不可能ですが、炭酸飲料を長時間かけて飲むような習慣や、酸っぱい飲み物や食べ物を頻繁にそして、長時間摂取するような習慣があると、私達の歯は簡単に溶けて、内部の象牙質が露出してしまいます😰🫣🦠
このような状態の歯を酸蝕歯といいます🚫
当然この場合は象牙質が露出します。
そしてもちろん象牙質はエナメル質よりも弱い酸で溶けるため、どんどんと歯は溶かされていき、知覚過敏が起きやすくなります😱
知覚過敏症は、軽度なものでは期間が経過すると自然に消失することもよくあります😌
これは象牙質の露出部が唾液や歯みがき剤からの再石灰化成分によって、象牙質の微細な空隙が封鎖されてくるためです!
露出した象牙質の内部の小さな空隙を、歯と同じような成分の結晶や、その他様々な物質で封鎖することで、歯の神経への刺激の伝達が遮断されて、知覚過敏をなくしたり、
知覚過敏のある象牙質表面を被膜で被覆することで知覚過敏をなくす、
そして知覚過敏は一過性の痛みですが、痛みの持続時間が比較的長いような場合や、その痛みが非常に激しい場合には、歯の神経に炎症などの変化が起きていることも疑われます。
できれば歯の神経は温存すべきですが、生活に支障が出るようであれば、歯の神経を取り除く、という治療をすることもあります🫣
いきなり神経を取り除くというよりは、まずは接着材を用いて樹脂による薄い皮膜を形成するのが通例です。この方法にも即効性があります
歯科医院で薬液を塗布する方法の他、普段使われる歯みがき剤でも結晶の形成を促進する成分を含むものがあるのでそういったところからまずは刺激を与えないことをしてあげるのがいいかと思います🫡🔥
自分では知覚過敏からの痛みなのかむし歯などによる痛みであるのか判断は難しいと思います
そのため、早めに歯科医院で受診することをおすすめします!