犬歯は重要
こんにちは!!
春かなーと思ったら寒い雨だったり…不安定なお天気が続いていますね。日は長くなってきて春はもうそこまで☘️😌お出かけ日和が楽しみです。
長岡歯科は4月より診療時間が変更になります。
平日9:00〜13:00、 14:30〜19:30
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午後の診療時間が30分前倒しとなります。最終受付は、診療時間30分前となります。
よろしくお願いします🙇
さて、本日は【犬歯】について書きたいと思います。
犬歯とは、前から3番目の歯のことをいい、別名『糸切り歯』と呼ばれています。上の歯を指すことが多いですが、下の歯も犬歯です。
形は菱形の様に先が尖っていて、動物の牙のような特徴的な形をしています。人間が動物だった頃の名残りと言われています。
【犬歯の役割】
犬歯は、永久歯の中でも根が長いため、強度があり、横からの力に強いという特徴を持っています。
逆に奥歯は縦の力には強いのですが、横の動きには弱い特徴があります。
私たちが食事をするときは、縦の動きだけでなく、左右にも動かして物を噛み潰しています。
そこで犬歯は、下の顎を横にずらしたときに、犬歯の尖った部分がストッパーの役目をして、上下の噛み合わせを元の位置に戻し、奥歯の負担を助ける役割があるのです。
噛み合わせや骨格によって、犬歯が上記の役割を果たしていない場合には、知覚過敏や奥歯の亀裂、咬合痛などを引き起こす原因となります。
◉もし犬歯を失ったら…
虫歯や歯周病、歯の破折などによって、もしかしたら犬歯を失うかもしれません。
犬歯は前述の通り機能としても重要な歯であると共に、口を開けた時によく見える場所なので、審美的にもよい事が重要です。
欠損した歯を補う時の方法として、
①入れ歯
②ブリッジ
③インプラント
が挙げられますが、犬歯の場合にはインプラントが1番適してると言えるでしょう。
なぜならば…
入れ歯の場合には、
咀嚼力が弱いことに加えて入れ歯を引っ掛ける金具がとても見えること、また食事ごとに取り外し、口をゆすいだり、入れ歯を洗って清潔に保つことも必要です。
ブリッジの場合には、
通常一本欠損した場合には両サイドの2本の歯を削って橋渡しにする必要があります。
しかし、犬歯が欠損している場合には犬歯より奥1本と手前2本の合計3本を削らないとブリッジを作ることができません。
固定式なので煩わしさはなく普通に噛むことは出来ますが、健全な歯を削り、欠損した部分を周りの歯で支えるのですから負担がかかるデメリットもあります。
インプラントは、
🔷周りの歯を削らずに治療が出来ます。欠損した部分にインプラントを埋め込むので、周りの歯を傷つけずに済みます。
🔷審美的に優れる
埋め込んだインプラントには、最終的に白いジルコニア製の被せ物が被さるので、金属は一切見える事がなく、ジルコニアは劣化する事はないので審美性にも優れています。
🔷咀嚼力が回復
インプラントは骨と癒着する為、天然歯と同様に咀嚼力を感じることが出来ます。メンテナンスを定期的に受けて骨がしっかりしていれば長く使い続けることができます。
当院は2001年の開院以来、数多くの方のインプラント手術を行ってきました。ご相談も随時承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。