歯科治療における麻酔|長岡歯科ブログ

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歯科治療における麻酔

 

 

こんにちは。

 

さてお盆も終わり、8月も後半に差し掛かりましたね!

まだまだ暑い日々ですが、着々と夏が終わってきていますね🥹💪

 

今回は歯科治療で使われている麻酔について説明していきます!

 

歯科で使われる麻酔は一般的に、治療する部分やその周辺にのみ施す 局所麻酔 と呼ばれるもので、意識を保ったまま施術を行います。

 

 

そしてその局所麻酔には3種類あります。

 

①表面麻酔

注射針を刺す際の痛みを軽減するために用いられるケースが多く、

ジェル、液体、スプレーなどの仕様があり、

塗布後数分すると塗布した箇所が麻痺してきます。

麻酔の効果があるのは1020分程度です。

 

②浸潤麻酔

注射針で、治療する歯の周囲の歯茎に麻酔薬を入れ、

骨に麻酔薬を染み込ませ、骨の中の神経に薬を作用させることで痛みを取り除く方法です。

虫歯の治療や親知らずの抜歯など、幅広い治療でよく使用され、歯科で最も多く使われる麻酔法のひとつです。

 

どのくらい麻酔薬を投与するか、また、個人差が大きく関与するところではありますが、一般的に2.3時間程度麻酔の効果が持続します。

 

③伝達麻酔

神経の根本に直接麻酔薬を注射することで、

浸潤麻酔より広範囲(舌や唇を含む)に麻酔を効かせることができ、

麻酔が効きにくい奥歯の治療をする際に用いられる麻酔です。

体質によりますが、伝達麻酔の効果時間はとても長く、56時間に及ぶことがあります。

 

 

歯科治療では麻酔は必要事項となってくるのですが、

麻酔をした後の一般的な注意事項は以下の通りです📝

 

 

入浴.運動.飲酒など血流の良くなってしまうような行動は控える!

→血流が促進されると痛みを誘発する原因になります。

歯を抜くなどの外科治療を行った際はマスト要項になりますが、一般的な虫歯の治療においてはそこまで神経質になる必要はないかと思いますが、体質などによっては痛みを増幅させる原因になります。

 

 

麻酔が完全に切れるまでは、飲食する際十分に気をつける!

→唇.頬などの感覚が鈍くなっているため、無意識に噛んでしまっていたり、温度変化も気づかないため火傷をしやすくなっているため、飲食は麻酔が切れてからしてもらうことをおすすめしています。

 

特にお子さんにおいては、麻酔を使っての歯科治療を行った後、唇を噛んでしまっていることが非常に多いので、十分注意してもらえるといいかとおもいます!

 

 

麻酔は、体質や骨の厚さ、炎症の強さなどによって

効き方が変わってくるので、

しっかりと麻酔を効かせて歯科治療を行うためにも

治療中に麻酔が不十分の際は我慢せずに、知らせてください🥹😌

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