詰め物が取れるのはなぜ?|長岡歯科ブログ

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詰め物が取れるのはなぜ?

みなさんこんにちは😃🍂

夏も終盤を迎え秋に近いてきておりますが、

まだまだ残暑で暑い日々が続いていますね😫

季節の変わり目で体調を崩さないようご自愛ください😣

 

 

さて、みなさんは歯医者で治療して詰めた

詰め物が取れてしまったという経験はございませんか??

 

詰め物は、歯質に装着する際に、専用の接着剤やセメントを使用します。

 

そのため、そう簡単に取れることはないのですが、詰め物が取れてしまった時は注意が必要です⚠️

 

詰め物が取れてしまう原因として3つあげられます。

 

①接着用セメントの劣化

詰め物の装着に使用した接着用セメントは、

経年的に劣化していきます。

セメントは詰め物と歯質とをつなぎ合わせているものなので、それが劣化して接着力を失うと、自ずと詰め物も外れてしまうのです。

ちなみに、セラミック使用する接着用セメントは、比較的劣化しにくく、長持ちする傾向にあります。

そもそも歯質との適合性が高く、劣化しにくい環境にあるため、接着力も保ちやすくなっているのです。

 

②詰め物と歯の間にできた虫歯

詰め物が取れる原因として意外に多いのが「虫歯の再発」です。

詰め物と歯との間に虫歯ができると、歯質が溶かされます。

その結果、詰め物と適合しなくなり、

やがては外れてしまうのです。

 

そこで注意しなければならないのが治療後の口腔ケアです。

詰め物を装着した歯はもともと虫歯のリスクが高く、適切な口腔ケア方法を身に付けなければ、再感染する可能性も少なくありません。

そのため、詰め物を装着したあとも定期的にメンテナンスやプロフェッショナルケアを受けることが大切です。

 

そして何より、正しいセルフケアの方法を身に付ける必要があります。

磨き残しが生じるようなブラッシングを行っていては、何度再治療しても虫歯を再発させてしまいます。

定期検診でブラッシング指導を受けて、プラークフリーな状態を作れるように頑張りましょう。

 

③歯ぎしり、食いしばり

意外に思われるかもしれませんが、歯ぎしりや食いしばり、噛みしめといった習癖によって、詰め物が外れることもあります。

とくプラスチックで作られた詰め物は、強い圧力によって欠けたり、ヒビが入ったりすることがあるため要注意です。

歯ぎしり・食いしばりは、歯茎に炎症をもたらすこともあるため、できる限り早期に改善しましょう。

 

 

詰め物が取れたしまった際は、自分で無理にはめ直したり、放置せずに、早めに受診しましょう⚠️

詰め物が取れた部分は、象牙質が露出しており、外からの刺激を受けやすくなっています。もしかしたらもうすでに虫歯を発症しているかもしれません。痛みがないので問題ないと自分で判断するのではなく、早めに歯科医院を受診しましょう‼️

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