乳歯の打撲|長岡歯科ブログ

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乳歯の打撲

こんにちは。

みなさま台風や悪天候の影響大丈夫でしたか。
用賀近くの道も冠水してニュースになっていました。普段過ごす当たり前の生活から大きく変わってしまい自然にはなす術ないですね😵‍💫

お天気もまだ安定しないようなので、みなさま気をつけてくださいね。

 

さて今日は『乳歯の打撲』について書きたいと思います。

 

小さい子がいるご家庭は、子供が転んだりして歯をぶつける事はよく起きる事だと思います。

 

出血したり、欠けたり、歯がグラグラしたり症状は様々ですが、どの程度で受診すべきかも迷うところだと思います。また乳歯をぶつけた時には永久歯への影響も気になりますよね😧

 

まず、歯をぶつけて出血するときは軽く口をゆすぎ、清潔なガーゼ、ハンカチやティッシュなどで圧迫止血し、冷やしてあげましょう。

 

◉歯が欠けている時…

欠けた断面にピンク色の組織(神経)が見えている場合は、痛みも伴い神経の治療が必要になります。小さくかけている場合には、そのまま経過を見るか詰め物で補います。
欠けた部分は、状況を把握するためにも乾燥を防ぎ歯科を受診する際にご持参下さい。

 

◉グラグラしている時…

程度によりますが、乳歯の場合生え変わりが近い場合には抜いてしまうかそのまま生え変わりまで経過を見ることが多く、まだ数年ある場合にはグラつきを固定をして神経へのダメージが出ないか経過をみます。

 

◉抜け落ちた時…

いち早く歯科を受診しましょう。抜けた歯は、戻せる可能性を高めるために、なるべく乾燥を防ぐ事が重要です。身近な物では牛乳に浸したり、サランラップで包みます。
専用の保存液も販売されています。

 

【永久歯への影響】

大きな怪我には至らなかったとしても数ヶ月後にはが黒っぽく変色することがあります。

これは、ぶつけた時の衝撃によって歯の神経が中で死んでしまい、歯の根の周りに炎症が広がっている状況です。

その乳歯が永久歯に生え変わると永久歯の質が弱かったり、変色するという影響があります。

 

 

このように乳歯の歯の打撲は、一度の処置で終わりというわけではなく、経過を見て問題が出ていないかみていくことが重要となります。痛みが後々出ることもあります。
半年に一度は経過観察をしましょう!!

 

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