甘いものでしみる時|長岡歯科ブログ

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甘いものでしみる時

みな様あけましておめでとうございます⛩

 

年末年始はいかがでしたか。
今年も長岡歯科をどうぞよろしくお願いします。

インフルエンザが流行し、B型も流行り出したようですので、皆様引き続きお気をつけください。

 

さてみなさんは『甘いもの』で歯がしみる事はありますか?

 

 

これは『甘味痛』といって甘いものを食べたり飲んだりしたときに歯に痛みを感じる現象です。主に以下のような原因で起こることが多いです。

 

1. 虫歯

 

虫歯菌は口の中の糖をエサにして酸を作り出し、歯のエナメル質が溶かします。溶かされると象牙質が露出し、象牙細管という細い管を通じて神経に刺激が行くため、甘いものに対して敏感になります。

 

【処置方法】

 

虫歯が原因の場合にはしっかりと虫歯を取り除き、詰め物被せ物をします。

 

象牙質の下には神経があり、神経を取ると歯はもろくなりやすい為、当院では削る量を最小限にし、神経を守る治療も行なっています。

 

 

『歯髄覆罩』
https://www.nagaoka-dental.com/general/

 

2. 知覚過敏

 

◉歯のエナメル質の摩耗

 

歯ぎしりや強いブラッシングなどが原因で、歯のエナメル質が摩耗すると、内部の象牙質が露出し、甘いものが触れることで敏感に反応することがあります。

◉歯周病や歯肉退縮

 

加齢や歯周病により骨が溶かされ歯茎が下がると、歯の根元部分(象牙質)が露出し、そこが敏感になります。歯茎が退縮していると、甘いものや酸性のものが触れた際に痛みが生じることがあります。

【処置方法】

 

露出した歯の根面にコーティングする薬を塗って経過を見ます。この薬はいずれ取れてしまうものですが、一時的に保護する事で症状をおさえます。それでも痛みが続く場合には、樹脂を露出した部分につめて覆います。

 

強すぎる歯磨きや硬い歯ブラシの使用がエナメル質を傷つける原因となることがありますので柔らかい毛の歯ブラシを使い、優しく磨きます。

歯周病が進行している場合には、専門的なクリーニングで治療で必要です。

 

知覚過敏の場合の痛みは一過性で数十秒でおさまり、歯の根元の部分が痛みます。
虫歯の場合には持続的で、噛み合わせの面から痛むことが多く、甘いものを食べていなくても痛む時は深く進行している事もあります。

 

痛みが続く場合は、自己判断せずに早めに歯科医院を受診することをお勧めします⚠️

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