インプラント エムドゲイン|長岡歯科ブログ

長岡歯科ブログ Blog

インプラント エムドゲイン

さて今日は当院のインプラント治療で使用しているエムドゲインという薬剤についてお話ししたいと思います。

 

インプラントとは?

インプラント治療とは、失った歯の顎の骨に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上にクラウン(歯のかぶせ物)を取り付ける治療法です。インプラントは、従来のブリッジや入れ歯に比べて、非常に安定感があり、見た目も自然で、噛む力も強く維持できます。

 

インプラント治療をする為には、顎の骨が充分にないと出来ません。歯周病などで多くの骨が失われている場合には、骨造成手術行う必要があり、その後インプラントを埋入する二段階手術を行います。

骨造成手術についてはこちら💁‍♀️

インプラントの骨造成

エムドゲインとは?

エムドゲインは、歯周組織を再生させるために開発されたジェル状の薬剤です。
エナメルマトリックスデリバティブと呼ばれる、豚の歯胚組織からつくられたタンパク質の一種が、歯が生えてくるときと同じような環境を再現し、歯周組織の再生や骨の修復を誘導します。

 

骨造成手術にエムドゲインを使用すると、骨の成長を促進し、インプラントがしっかりと骨に結合、安定するための基盤を作ることができる為、インプラントの成功率を高めることができます。

 

またエムドゲインは、手術後の患者さんの回復を早める効果も期待できます。

 

安全性においては世界30ヵ国で使用されており、感染症の報告はありません。日本では厚生労働省の認可を受けています。

 

エムドゲインは保険適用外となり、実際に使用するかどうかは、レントゲンやCTなどで骨の状態を精査し、判断します。

 

歯を失った場合、どう歯をいれるか、どう歯を入れられるか一人一人異なりますので一緒に考えていければと思います。ご相談ください。

用賀 長岡歯科

 

Doctors File 東京ドクターズ interview 唾液検査装置SillHa